英語できないけどイギリスの大学院に行く。

英語ができないけどイギリスの大学院に行きます。

AGIに全振りしている件について。

AGIはAgilityの略で、RPGゲームなどで使用されるキャラクタのステータスのひとつです。これにたくさんポイントを振ると、回避率の高いキャラクタを作成できます。他にはSTR(攻撃力)、DEF(防御力)、INT(魔法攻撃力)、LUK(運)などがあります。私が好きなのはAGI-LUK型です。

 

イギリス大学院留学の準備において、もっとも面倒で時間がかかるのが英語要件だと思います。すなわちIELTSです。これを回避したことについては、既に紹介させていただきました。

 

busydoingnothing.hatenablog.jp

 イギリス大学院留学の準備において、2番目に面倒で時間がかかるのが「Personal Statement(PS)」です。いわゆる自己PRです。これまでの研究歴や職歴と、その大学もしくは専攻の志望動機、そして将来どう生かしたいか、などをA4で1枚程度にまとめて提出するあれです。もちろん英語です。英語で書くのも大変ですが、合否を左右する重要な書類ですので、内容にも時間をかけます。留学エージェントで添削してもらったりする場合もあります。

なんと私は、これも回避しました。というのも、第一希望の大学では提出を求められなかったからです。やったね。

すなわち私は一切の面倒ごとを回避して留学することになります。金だけ貯めた。あとで痛い目にあうこと間違いなしです。

 

もちろん、他の志望校ではPSの提出を要求されていたので、複数校出願するならPSを用意しなければならなかったのですが、せっかく出さなくてもいいところを第一志望にしているのに、面倒な作業をあえてするのもなー…と思い、1校しか出願しませんでした!落ちた時のことは落ちた時考えようと思いました!!受かって良かったね!!!

いやそうなると「合否の審査って…?早い者勝ち?」ってなるかと思いますが、まぁ多分、M大の哲学専攻は早い者勝ちなんですけど、一応Sample Essayの提出が求められました。これはPSの代わりというわけではなく、私が調べた限り、どこの大学でも哲学専攻はたいていこのSample Essayが要求されます。エッセイの内容に関しては、なんでもいいってところもあれば、哲学的な内容で、とざっくり指定してくるところもあります。文字数も、ダラムが5000ワード、KCLが3000ワード、バーミンガムは「ペーパー1枚程度」だったかな?

エージェントさんから「大学のレポートを英訳したらいいのでは?」とアドバイスをいただきましたが、何年前だと思ってますか。卒論すら紛失しています。仕方がないので、先日ご説明しましたNCUKのコースのdissertation(5000ワード)を提出しました。

すなわち、NCUKのコースに通うことでIELTSを回避し、かつネイティブの添削を受けた5000ワードのSample Essayを用意できたわけです。一石二鳥NCUK。

こうして英語ができず、留学の目的意識もぼんやりしたままの中年留学生が誕生しました。中年が持っているのはお金だけです。(それもだいぶ目減りしたうえにポンドが爆上がりしていて死にそうです)