英語できないけどイギリスの大学院に行く。

英語ができないけどイギリスの大学院に行きます。

渡英しました(事後報告)

我ながら根気がない。

ともあれ、渡英しました。結局pre-sessionalの結果が出てからでないとCASは発行してもらえず、CAS発行を待ってのVISAフルチャージ(優先サービス+プレミアムラウンジ)申請からの渡英で10月6日にマンチェスターの地に降り立ちました。VISAフルチャージ申請に関しては改めて。多分、唯一、役に立つ可能性がある情報だから。

さて小さなトラブルはあったものの大きなトラブルはない渡航でしたが一応備忘で書いて置こうと思います。長い。

 

大学の授業はとっくに始まっており、渡航まではオンラインでの受講でした。なので、授業がない日を狙って渡航日を設定しました。とはいえ、渡航当日の深夜1時まで授業があったのであまりお勧めしません。

授業の予習と渡航準備の平行は思ったよりしんどく、荷造りはもう途中で「眼鏡と漢方薬だけあればいいや」ってなりました。

これ、めちゃくちゃラッキーなことに10月4日以降の入国でCOVID-19関連の制限がだいぶ緩和されたから勝てたけど、そうじゃなかったら多分負けてた。買出しに行けないから隔離期間のための荷物が沢山必要になるし、陰性証明も用意しなきゃいけないし、うわ…良かった…。

渡航スケジュールは、JALで羽田-ロンドン、BAでロンドン-マンチェスター、です。JALはマイルを使用したので、国内便のチケットはBAで直接買いました。なので乗り換えに不安があったのですが、当日羽田のJALカウンターで相談したら、預入荷物はマンチェスターまでスルーにしてもらえて、なおかつBAの搭乗券まで出してもらえました!やったー!ありがとうJAL

ロンドン行は、みんな言ってるけどめちゃくちゃ空いてる。50人くらいしか乗ってなかったんじゃないかな?これなら何時間でも乗っていられるな!と思ったけどそうでもなかった。12時間しんどい。身体が。

10分遅れくらいでヒースロー到着。すぐにarrivalとnorikae(英語表記忘れた)は分かれており、搭乗券を持つ私は迷うことなくnorikaeの方に向かいます。ターミナル3から5への移動はバスです。バスを降りるとここで入国審査です。e-gateがあるので普通ならさくっと入国なんですけど、私はどうしてもスタンプが欲しかったので並びました。「日本人は並ばないでe-gate使え」って言われることもあるらしいですが、そんなことはなかった。みたところ有人窓口に並んでいるのは70人くらいだったし、離陸時間まで1時間半あったので並びました。が、全然進みません。1件1件の審査に思いの外時間がかかっており、そしてもちろん、窓口は1個しか開いてません。まじか。まぁでもヤバくなったら「マンチェスター便の人ー!」など声かかるだろ。と思い、ぼんやりと並びました。全然進まない。ただ周りにもマンチェスター便の人がちらほらいる様子だったので私は落ち着いたものです。途中から窓口も4か所に増えたし。休憩時間だったのかな?^^;

やっと私の番が回ってきたのはちょうど離陸30分前くらいでした。「どこからきたの?」「勉強しにきたんだね?」しか聞かれたなかったので、「ジャパン」「イエス」「サンキュー」で終了です。そんなもんか。

さてさすがに早足で次の障害に向かいます。保安検査です。忘れてたー!保安検査―!割と時間かかるよね…。ファミリーが多いから、ひっかかってる荷物も多いよね…。まぁでもやばくなったら「マンチェスター便の人ー!」ってくるだろ。余裕。

履いていたブーツを脱がされることもなくそそくさと保安検査を抜け、案内板をみるとマンチェスター便が"closing"になってます。は???クロージング??「マンチェスター便の人ー!」って来なかったけど???など思いながら割と本気で走りました。まだ人の残っている搭乗口をみて「ですよね、」ってなりました。だって「マンチェスター便の人ー!」ってこなかったもん!!

私が搭乗してから15分くらいはパラパラと乗ってきました。closingとはなんだったのか。ていうか冷静になってみるとclosingってなんなのか。普通boadingかgate closedらしい。ぱっとみて頭の中で混ざっちゃったのかな…まぁいいか。間に合ったから。

BAはほぼ満席でした。クリスプと水くれた。これが私の命を繋ぎました。なぜなら乗り換え時に翌朝までの食料を買い込む予定だったからです。

マンチェスター空港から寮まではタクシーを使う予定でしたが、到着したターミナル前のタクシー乗り場がみたところ廃墟だったので大荷物のまま10分くらいうろうろしたのち、その廃墟まで行って張り紙を確認しましたらなんのことはない「今ここ閉鎖してるからターミナル1前で乗ってね」と書いてありました。最初から確認すればよかった。っていうかマンチェスター空港のサイトはその情報を載せろ。な。

タクシーにはすぐに乗ることができ、無事寮までつきましたがタクシーはカードが使えませんでした。まじか。一応持っててよかった現金。誰だよ「イギリスではもうほぼ現金使わないっすよwww」とか言った奴。ロンドンだけがイギリスだと思うなよ。

寮のチェックインはレセプションオープン時間外になるので20-21時で予約してありましたがもちろん無人でした。知ってた。知ってたよ。電話したけどテープが再生されるだけで出ないし。親切な寮生が声をかけてくれて知り合いのスタッフ(?)に電話してくれなかったら受付前のソファで夜を明かさなければならないところだった。

という感じで無事(無事)DAY0を終えましたが、ホテルと違ってここから寝具をセットしなければなりません。50ポンドで頼んでおいた寝具セットのシーツと枕カバーと布団カバーが不織布みたいな紙っぽい素材だったので「帰りたい」って思いました。Wi-Fiがわりとすぐ繋げられてよかった。アマゾンで最低限必要なものを頼んだら金曜に配達してくれるそうでほっとしました。クッションなしでこの硬いイスに土日座ったら腰と尻が死にます。

BAでもらった水と(クリスプは機内で食べちゃった)、JALでもらった飴で命を繋ぎ、紙寝具に包まれて寝ました。どこでも眠れるタイプで良かった。